【トリコロールに魅せられて】マリノスサポーター、鹿島遠征に行く(前編)

どうも、カトウです。

皆さんは「横浜F・マリノス」をご存知でしょうか。横浜を本拠地としているプロサッカークラブです。
とても攻撃的なサッカーをするチームで、Jリーグ1の得点力を誇る強豪チームです。1試合で3点以上入れる事も珍しくない上に、試合終盤にリードしている状況や、味方選手が退場し相手チームより人数が少なくなった状況でも得点を狙いに行くほど攻撃的なチームです。

そんな攻撃的なサッカーに魅了され、2019年の頭からマリノスを応援している私ですが、先日ショックな出来事がありました。
4月6日(水)に行われた第7節アウェイ広島戦です。(※アウェイ:相手側のスタジアム)

攻撃的なサッカーを展開しつつもカウンターや脆い所を突かれて負ける試合はサポーターになってから何度も見ましたが、その日の広島戦は違いました。広島の徹底したマークにより攻めることはおろかボールを相手側に進めることすらできませんでした。シュートの数も片手で数えられる程度(マリノスでは非常に珍しい)で結果は2-0の敗戦、精神的にキツい試合でした。こういった試合の後は現地で応援しチームを後押ししたくなりますが、マリノスはこの試合の4日後にアウェイでの第8節鹿島戦が、さらにその6日後にはACL:アジアチャンピオンズリーグ(アジア圏のチームが参加する国際試合)の試合がベトナムで行なわれるため、鹿島戦を逃すとしばらく現地で応援できる機会がありません

なので、4/10に鹿島へ応援しに行ってきました。

人生2度目のアウェイ観戦、初のバイクでのアウェイ遠征。移動中もなんとなく緊張しています。当然バイクなので道中の画像はありませんが横浜を過ぎた辺りからマリノスのステッカーを貼った車が、東京を過ぎた辺りから鹿島のステッカーを貼った車が増えていきアウェイに向かっている実感が得られました。そしてステッカーを貼っている車はクラブの色と同じ色が多かったです。(マリノスの色は赤白青のトリコロールで白や青の車、鹿島の色は深い赤で赤の車)

あと、高速道路での移動中に生まれて初めて利根川を見ましたが、周辺に田んぼしかなく開放感が凄かったので外国に行ったような感覚になりました。外国行ったことはありませんが。

試合の前に寄り道して鹿島神宮で戦勝祈願していきます。

@1大鳥居

大鳥居と。

@2楼門寄り

楼門です。

鹿島神宮の大鳥居と楼門。下調べなしで行ったので想像以上の広さと大きさに驚きました。

いちおう敵地なので気を遣ってユニフォームの上からパーカーを着て隠していましたが、神域である境内は中立地帯という事でしょうか。堂々とユニフォームを着ているマリノスサポーターが散見されたので自分も堂々と着る事にしました。

@3奥宮横

奥宮で参拝。前後を鹿島サポーターに挟まれています。

当然マリノスの勝利を祈願。日頃から手を叩き慣れているせいかサポーターは柏手(かしわで)の音が大きい気がします。鹿島神宮は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)が祭られており、勝負運のごりやくがあることから毎年鹿島アントラーズも必勝祈願を行なっているそうです。

@4参道2


神秘的な雰囲気で広さは東京ドーム15個分あるらしいです。(余談ですが日産スタジアム1個分は東京ドーム約1.5個分らしいです。つまり、鹿島神宮は日産スタジアム10個分!)

境内で引いたおみくじはなんと大吉!数年ぶりに見ました。これは吉兆に違いないと思い、大切に財布にしまい決戦の地、鹿島サッカースタジアムへ向かいます。

初の鹿島サッカースタジアム。

鹿島神宮から10分程度行ったところにスタジアムはあります。周辺に高い建物が無いのでわかりやすいです。

@6ジーコ像


ジーコ像にもご挨拶。しかし後光がまぶしくてうまく写真を撮れませんでした。


アウェイサポーターの多くはビジター席に固まって応援するのですが、鹿島サッカースタジアムではビジター席のサポーターはなんと再入場禁止!しかも手荷物検査もあり日産スタジアムとの違いに驚かされます。さらにビジター席側には飲食物の売店と、もつ煮の売店の2つしかありません。他の区画にはあるようですが他の区画との間にフェンスがある為移動する事が出来ないので、鹿島ご自慢のスタジアムグルメを味わう事は出来ませんでした。(他の区画の仲の良いサポーターに食べ物を買ってきてもらい、フェンスの隙間から受け渡しを行う”密輸”なる文化もあるようです)

@7売店

貴重な売店。ここしかないので激混みです。

徹底した隔離にアウェイ感を感じ、更に燃えてきました。

チケットは座席を指定するタイプだったので自分の席を探していると、前後左右の間隔が狭く、さらに椅子の背もたれ部分が低いため座席番号が見えにくく苦労しましたが、サッカーを見やすくするための工夫なのでしょうね。実際にかなり見やすいです。

ゴール裏の席からの景色。サッカー専用スタジアムは迫力がすごいです。選手のウォーミングアップの時からスタンドの熱量はすさまじく、統率の取れた手拍子にはかなりの迫力があります。自分も勝ってほしい、悪い流れのままACLに行ってほしくないという思いを込めて手を叩きます。

実はマリノス、9年間このスタジアムで勝てていません。
しかしここで9年間勝てていない事実があっても、今日勝てない理由にはなりません。10年ぶりの勝利を期待します。

・マリノスのスタメンは4-3-3。


攻撃時にはボランチ(守備寄りのMF。ここでは岩田・喜田)の片方が少し上がり、SB:サイドバック(4人いるDFの外側のDF。ここでは永戸・小池龍)も高い位置を取り、お互いのポジションを入れ替えながら動き、相手を動かして攻める。

・鹿島のスタメンは4-4-2


攻撃時には和泉・樋口が縦並びになり、片方がトップ下(FWの下。もう片方がボランチに)敵陣の空いているスペースにボールを送り、味方を走らせて回収したら後ろからその選手を他の選手が追い越して一気にゴールに迫る。

時季外れの暑さとサポーターの熱気が高まるなか試合が始まりました。

と、言いつつも今回はここまで。
後編をお楽しみに。

目次